水 パーニー
インドは熱い!
ペット・ウォーターでは余りにもプレーンで、
つい清涼飲料に手が出てしまう。
サムズ・アップ、リムカ、7アップ、チットラ、カンパ・コーラ。
僕の場合は、大抵7アップとリムカ、それからコーラ系統。
7アップは国内でも時々見かけるけど、大半は缶で、これは今一。
やはり7アップは瓶だ。東南アジアでも人気はある。炭酸飲料としてはシンプルな味だ。そこが好いのだろう。
リムカは、イタリアがオリジナルだといった話とともに、何か怪しい物質が含有されているという話も聞いたことがあった。
それらインド飲料がインド国内で、缶で販売されるようになれば、この日本にも輸出され、その手の店で買うことも出来るようになるのかも知れないが、現在のインドの事情を見るにつけ、当分ありそうにもない。
水増しチャイとともに、僕がインドにご無沙汰し始めた頃から、
インドのこの清涼飲料にも暗雲がたちこめ始めたらしい。
「水」パーニーである。
インドの地下水。
多年に渡って農薬(殺虫剤)が浸透し、地下水が可成り汚染されてしまっていたのだ。
在来のインド資本のドリンク類のシェアーなんて、コカコーラとペプシに比べたら一、二割程度に過ぎないので、殆どこの二社が問題の矢面に立たされた格好で、インド国内で可成り非難されているという。
この二社のインド国内にあっちこっち点在している工場で、強力に地下水を吸い上げ続けてきたために、周辺の水位が下がり、農民達に深刻な影響を及ぼしているという。
その上、コカコーラ社の一部の工場で、コーラ製造の過程で出た廃棄物質を、周辺の農民達に、「肥料」として無料配布していたのだけど、その排気物質から、鉛やカドミウムが検出されたらしい。
で、インドの少なからずの州から閉め出されているという。
尤も、サムズ・アップやリムカなんかは、コカコーラ社の系列に入っていてしまっているので、如何なるんだろう?
地下水が汚染されているんなら、所謂ミネラル・ウオーターの類も怪しそうだ。本当に山裾の水源地から採っているならともかく、実際はそこら辺の地下水を使っている可能性十分だからだ。
そうなると、あのチャイも、こんどは水増しになった分、更に汚染の可能性が出て来てしまう・・・
う~む、インドよ、如何なってしまうんだ?
《 農薬 》って、最近はヌケヌケと逆を唱道し始めているが、以前は、西側が、したり顔、訳知り顔に、貧しい国々に押しつけてきたものではなかったか?
こんなジョークもあるらしい。
貧しいインドの農民は、馬鹿高い農薬を買う金もなく、
安いペットのコーラを農薬がわりに散布しているんだと。
えっ! ジョークじゃないって!!
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