ベトナム・カフェ カンボジアの新しい波(2)
ベトナム・カフェの前のアパート
プノンペンのメインストリート、モニボン通りを歩いていると、ふと見慣れない看板が目に付いた。
"SHOWROOM ANGKOR"、その下に"THE CENTER OF VIETNAMESE PRODUCTS"とあった。面白そうで階段を昇ってゆくと、正面にそのショールームがあり、隣にオープンのレストランがあった。ショールームは、ベトナムの福隆公司 Fulumg Tea and Coffee Campanykの製品の展示室で、バニラとか香り付けしたコーヒーのパック等色んな種類のベトナム・コーヒーがずらりと並んでいた。パックのデザインが悪くなく、特に蓮茶のパッケージはすっかり気に入ってしまった。(後、日本にも輸入されるようになって人気商品になっているようだった。)ベトナム製品といえば、シアヌーク通りに小さなのが二軒あったけど、コーヒーや茶だけの本格的な店ってのはこれが初めてではなかろうか。
その同じ二階の通りに面したオープンのレストランは、天井がなくパラソルで陽を遮り、壁もないので風通しが好く、暑熱時を外せば意外と過し易かった。ここははっきりベトナム・カフェで、小綺麗な格好のウェイター達はカンボジア人達であろうが、ついこの間まで、ベトナム駐留軍が去ってからも、スワイパーやトォール・コックなんかのベトナム娘の多い娼婦街が襲われ女達が殺されたとか云う話を散々聞かされてきていたので、考えられなかった事であった。でも、さすがに、アルミ・フィルターのベトナム式コーヒーはやってなく、取っ手の付いたグラスのカンポジアン・スタイルであったが、味はマイルドな西洋風でカンボジア・コーヒーとは些か相異してナウく美味かった。勿論定番の茶の入った花柄の茶瓶も備わっていた。これでなくっちゃ。これぞ東南アジア風味というものだ。
客は多かった。料金もそこそこで、週末なんかは家族連れも来ていて、その時は、流れる音楽もポップス系から当たり障りのない音楽に変わっていて、カンポジアンでは先ず考えられない随分とビジネスライクな商法であった。
二人連れのカンボジア青年がテーブルに就き、見ていると如何も初めてこの店にはいったようで、粥を店員が運んでくると、神妙な眼差しで皿の中を覗き込んでいた。複雑な表情を浮かべながら食べ始め、途中で店員に皿の中を見せ、何か注文した。やがて、店員がもやしを盛った小皿を持って来ると、二人はマジマジと小皿のもやしを眺め指で何度ももやしを確かめていた。ベトナムの粥もカンボジアの粥も大差ないように想えるのだが、彼等にしてみればえらく違いがあるようだった。ひょっして、タイ人かなとも想ってみたけど、ティッシューをポイポイとテーブルの下に放り捨てていたので、やっぱしカンポジアンなのであろう。
通りの向いの建物は店舗の上がアパートになっていて、のんびりと布団を干したり洗濯物が並んでいたりして、晴れた空に何とも明るく映えていて一幅の絵になる。手塗りの白壁が映えているのか・・・キャピトルの前の建物とは明らかに異なる風景だ。
カンボジア、プノンペンもやはり刻々と変貌しているんだなーとつくづく想わされてしまった。
CAFE PHUC LONG
PHO BO TAI 3000R
noodle soup with rare deep
CHAO GA 3000R
rice gruel with chicken
CHAO TRUNG 3000R
rice gruel with egg
CHA GIO CHIEN 5000R
MI BO 3000R
instant noodle with beef
CA PHE SUA DA 1500R
ice coffee with milk
CA PHE DA 1000R
caffee with ice
DA CHANH 1000R
lemon water with ice
COCACOLA 1500R
BIA FAN SAIGON 2500R
310 monivong,sangkat chaktomuk,
khanduonpenh,phnompenh tel.012620515


