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2008年5月24日 (土)

クメールの開国開放

  Pnom_penh

  この十年くらいずーと異常気象が続いていて、ここ数年益々それが加速されてきてるなーと思ってた矢先、最近相次いでミャンマー・サイクロンや中国・四川大地震等が続発してしまった。
 それでも、権力・企業は果てしなく目先の私利私欲に狂奔し、害悪を世界中に瀰漫させ続けている。 「もう救いようがない」とは、前世紀の世紀末に頻く言われたセリフだが、だとしたら・・・もはや言える言葉は何も無いという事になる。

 カンボジア・プノンペンの《ソリヤ・ショッピング・センター》以降の状況を確かめようとサイトを眺めていると、今春、モニボン通りで、あの本家KFC《ケンタッキー・フライド・チキン》が営業を開始したらしいのが分った。そのちょっと前には、シアヌーク通りの《ラッキー・スーパー&バーガー》の何軒か先に、ラッキー・バーガーの小綺麗な新店舗が登場したらしい。マクドナルドとロゴの紛らわしいソリアの《BBバーガー》と共に、着々と本家《マクドナルド》を迎え撃つ準備をしているんだろうか。
 
 本当のところ、僕はファースト・フードのハンバーガーは余り好きではない。旅に出るまでは入ったことすらなかった。で、旅から戻ってきて、早速勝手知ったように、
 「サムライ・バーガー!」
 なんて注文し、女の店員に目いっぱい引かれ、更に
 「パイナップル・パイ!」
 と注文すると、                  
 「そんなもの、うちには有りません!」
 とにべもなくはねつけられてしまった。
 けど、今現在の(国内の)戦略バーガー無しのマック、食べれるものなんて相も変わらず照焼きバーガーだけ・・・だったら、モス・バーガーか
それとも自画自賛の"絶品チーズ・バーガー"をこの時とばかり喧伝するマックの傍の落ち穂拾いの名もすっかり馴染んだロッテリアに入るしかないか。
  
 ブノンベンのシアヌーク通りは目抜きの高級店街といった所なので、そこの《ラッキー・スーパー&バーガー》なんて、店の前に、バイク・タクシーやシクロの運ちゃん、物売りの大人・子供から、バクシーシ、暇をもてあました子供達が群れをなして待ち構えている。中国の地方都市の食堂ですら入ろうとして直ぐにそこのおばさんに「ここは、お前達如きが入れる店じゃない!」----その時、ふと僕は嘗て観たブルース・リー主演の《ドラゴン怒りの鉄拳》の中の、上海租界の公園入口に立てられた看板の文字を想い出した。"犬と中国人は入るべからず!"----とばかり物凄い剣幕で追い出されてしまったバック・パッカー然とした形(なり)の者ですら、冷えたドクター・ペッパー缶一本買っただけであってもそこから出ると、マハラジャでも現れたかのように一斉に走り寄って来られる。その隣のガラス一枚隔てただけのバーガー屋のテーブルで、気の弱い僕なんざ到底ガラス越しに彼等の何とも形容しがたい複雑な両の眼差しと対峙して馬鹿高くて不味いバーガーなんて喰えやしない。尤も最近はもうそれほど人だかりもしてないのかも知れないが・・・
 で、いずれ上陸してくるであろう美味くもないマクドナルドやKFCの肩を持ついわれもない。同様に現地では財閥でしかないラッキーやBBワールドだが暫くの間は文字通り影ながら声援を贈ってやりたい。マックのロゴを逆さにしただけのようなBBバーガーのロゴ好いねー。タイの牛丼屋「牛野屋」と共に。

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