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2008年8月19日 (火)

ゴースト・マザー  小娘ノイナーが娘になって・・・

  Ghost_mother

   マイと売れっ子アナンダー・エヴァーリンハム(彼のラオスで撮影したらしい"サワディー・ブラン・パバン"は観てみたい)の共演したホラー映画《メモリー》が今春封切られたらしいが、マイ、トン、マーシャとこの所タイ・ポップス歌手のホラー映画出演がひっきりなしで、後残っているのはナット・ミリヤぐらいのものだろうか。彼女は可愛すぎるんでメリハリが効いて却ってホラーには向いているかも知れない。         
 《メモリー》は未見だが、タイでは相も変わらずホラーとドタバタお笑い映画が量産されているようだ。隣国韓国では、韓流映画人気がそろそろ翳りを見せ始めているらしい。量産は"駄作の"を意味するから当然の帰結であろうが、タイのホラーも大抵は駄作で、云うに値する、あるいは観るに値する映画なんてそうそうある訳ではない。(勿論如何な駄作であっても、好いと云う者は必ず居るものだし、百パーセントの駄作ってのもそうそうありはしないだろう・・・おまけに、人に依って駄作の基準も違うし)
それでも、僕もその口だが、物好きが居て、性懲りもなく観続けるもんだ。
 
 "Ghost Mather" ピー・リアン・ルーク・トンというVCDを観た。
 直訳だと"自分の子供を世話する霊"というところだろうか。でも、これが曲者で、映画の方は、実の子供ではなく、親戚の子供達。(超お粗末な僕のタイ語能力が勝手に作り出した産物かも知れないが)だから、何かそこに隠されたあるいは含まれた意味合いが有るのかとつい穿ち観てしまう。が、映画自体、そんな寓意や含蓄に富んだものでは間違ってもない単純なステレオ・タイプな代物。監督のタラトーン・シリパンウォラーポンはそれまでコメディー風のホラーを作ってきたらしく、本格的なホラーはこれが初めてのようだ。タイ喜劇の感性だからなのか、感覚的に古く、テンポも遅い。つまり、単調。ビデオという事もあるが怖さはまるでない。単に、死んで霊となった母親役が子供達を守るのをドラマ化しただけ。二十年以上前だったら、怖いと思う観客もいただろうが。

 主演女優がセクシー女優らしいアム、男優がオーイ(タナー・スッティカモン)。両役者とも僕は知らない。僕がこのビデオを観ようと思ったのは、カバーの真ん中に映った娘だった。何年か前に、日本でも上映された
《フェーン・チャン》で主演の娘役ノイナーをしたフォーカス・チラクン、あの可愛かった娘が成長した姿があったからだ。もう十五歳くらいだろうか。
 画面に出ている時間は少なくはないけど、あくまで脇役でしかなく大した役処でもないので不燃焼なまま。残念。むしろ彼女を主演に持ってきて作って欲しかったくらいだ。

 物語は、親類の三人の子供達を母親代りに世話しながら揚げ物屋台を営なんでいるナンター(パチャラパー・チャイチュア)が、麻薬組織の一味に殺されてしまう。しかし、残った子供達の事が心配で成仏出来ず、何と生きたままの姿でその後も、屋台の揚げ物も自分の手で作り続けたり子供達の世話をし続ける。《ナンナーク》と同類だ。やがて、その一味が子供達の一番年上の娘フェー(フォーカス・チラクン)をも手込めにしようと誘拐するに至って、断固阻止しようと霊力を発揮し、一味は壊滅。フェーは一味の餌食にならずにすみ、ナンターの死体も発見され荼毘にふされる。

ナンター   パチャラパー・チャイチュア
 スメット   タナー・スッティカモン
 フェー    フォーカス・チラクン
 テーン    ティテイ・プムオーン
 
 監督 タラトーン・シリパンウォラーポン
 制作 ファラナコーン・フィルム 2007年

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Ghost_mother4

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