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2008年10月16日 (木)

旅先の珈琲 (カンボジア)

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  ちょっと前まで、マクドナルドのプレミアム\120コーヒーが、珈琲専門店スターバックスの珈琲に肉薄しているとか喧しかったけど、所詮ファースト・フード珈琲でしかなく、比較の対象になるようなものではなかった。要するに、米英主導の果てしない軍産複合体的侵略戦争のツケが米英をはじめ世界中に波及したに過ぎず、一部の者以外の誰もが、安い方へ安価な方へと流れただけのこと。

 そもそも普通の珈琲チェーン店より少し上を狙っているスターバックスの客が、そのままマックに流れるなんて先ず有り得ないだろう。スターバックスに衰退があるとすれば、それはスターバックス自身に内在していた問題の故だろう。

アジアを旅していると種々様々な茶=チャイを楽しめるが、更に珈琲(コーヒー、カフェ、コピ、ガウヴェ)もそれぞれの国独特のものが味わえる。

 僕の場合、一番多く珈琲を飲んだのはカンボジアであった。主にプノンペンだけど、ここは布漉しフィルター方式。路地の屋台でも、レストランでも気軽に飲めるし、味も悪くない。

 狭い厨房の傍らに珈琲を濾す布フィルターが何枚も並べてあり、皆布が長め。グラス用ではなく、ストーブの上の大きなアルミカップ用なので長目なんだろう。ていると、蓋を取った大きめの土瓶の上に直にアルミ・カップの大きな奴を乗せ、その上に布フィルターを乗せ、何度も何度も執拗に濾している。小さめのクーラーに砕いた氷を予めいっぱい入れている。

先にグラスに砂糖かコンデンスを入れ、珈琲を注ぎ、大きめの匙で三杯くらい山盛りに氷を入れて小皿を添えて出す。

只、東南アジアは基本的にコンデンスミルクなので、僕はアイス珈琲しか飲まない。ホットだとコンデンスの甘さが際立って到底飲めたものではない。ブラックという手もなくはないが今一つ馴染めない。バリのコピもそうだけど。あれだったら、小さな杓子状のジエスヴェで煮立て小さなカップで飲むトルコ珈琲の方が全然好い。

完全にカンボジア人の日常的飲物で、旧宗主国フランスの影響も大きかろうが、フランス・パンに珈琲、これはラオスでも同じだった。ベトナムだけ、アルミフィルターが独特で、この出自は如何なんだろう。

豆は何処のかは分からない。カンボジア国内でも作っているようだし、隣国タイやベトナムでも栽培している。タイ豆なんて、日本ではメニューにないようだが、タイのスターバックスには有るようだ。

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