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2019年4月27日 (土)

海峡的遊覧

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 先日、海峡沿いの道を歩いていると、ふと何処かで見た記憶のある大型船が青く映えた海面を滑るように走っていた。

 狭い海峡いっぱいに恐らく海流に乗っているらしいその大型客船の船体に「ピース・ボート」とあった。

 よく通りに募集のポスターが貼ってあるあれだ。

 豪華客船・飛鳥は時々見かけるけれど、このピース・ボートは初めて。

 デジカメをもっていなかったので写真に撮れなかったのが残念。

 

 国際航路らしい門司港のフェリー・ターミナルのカスタムはとうに廃墟と化しぺんぺん草すら玄関に生え始めて久しいけれど、

周辺の岸壁には、時折思い出したようにクルーズ船が停泊している。

 中でも昨年の六月前後、大型クルーズ船が停泊するフェリー・ターミナルと隣り合わせた岸壁から少し離れた岸壁に、見たこともない

変わった造りの小型クルーズ船を、実際はヨット(メガ・ヨットと呼ぶらしい)らしいけど、見つけたことがあった。

 ゛A vikini゛号、船尾に立てた旗がマーシャル諸島船籍を示していた。

 これこそ、ロシア富豪・A・メレンチェンコ氏の所有しているらしい全長118メートル、5959トンで、

ヘリ・ポートや潜水艇・モーターボートも備えているという。つまり個人所有のクルージング・ヨット。

 無機的なプラスチック風にテラッた独特のデザインは遠くからでも眼を惹く。

 ネット見ると列島中あっちこっちの港に出没しているようで、こんな大型の個人クルーザーって、

大型の豪華客船に負けず劣らぬの経済効果を寄港地近辺にもたらすという。

 暑熱日の下、白人の乗組員が一人のんびりと甲板を掃除していただけだったが。

 

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 そのちょっと後くらいに、今度はフェリー・ターミナル岸壁に、グレーの軍艦仕様の海自のヘリ空母「ひゅうが 181」が

大きな船体を横付けしていた。カスタム前にばかデカい海軍旗(旭日旗)をひるがえしたテントまで立てて関連グッズの即売会

って訳で、30人も遊漁客や乗組員を海の藻屑に葬って逮捕や起訴すらされることもなかった"なだしお事件"以降、

米軍と同様にこの国じゃ「治外法権」の殿堂入りした感のある海自=防衛庁、いよいよ大出を振って亡国一路を決め込んで

いるようだ。

 

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 13950トン、全長197メートルで、最大11機のヘリコプターを搭載でき、VLSなる垂直型ミサイル・システム

も備えているという。

 かつてはこの海峡は両側合わせての軍港でもあった。

 そのため、米軍にいやというほど、水雷や焼夷弾攻撃を受け、一面の焼け野が原と化し、

戦後もえんえんと掃海作業に勤しまねばならなくなってしまい、十全な港湾都市として活動できなかったようだ。

 

 更にその後だったか、フェリー・ターミナルの隣接岸壁の方に、ななめに艦砲のように聳えた煙突が特徴的な

中型の客船が停泊した。フランスのポナンPONANT社のヨット・クルーズ船で極地にも赴くエクスペディション・クルーズを

専門にしているロストラルL'AUSTRL号で、全長142メートルの10700トン。収容客数264人。

 日本郵船の飛鳥Ⅱが872人だから随分と小さめだけど、大型船じゃ入れないような小さな港も寄港できる小回りが利き、

フランス料理のフルコースも人気だという。いわば"通"のエクスペディション・クルーズ船ってとこだろう。

 

 

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