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2020年3月14日 (土)

印度線香

 
Incense-1

 

 
 インドの香って、線香と太いドォープ、三角錐型のコーンの三種が基本なんだろうが、コーンもドォープの仲間に入れてあったりする。
 ドォープはインドで試みた記憶があるけど、コーン並みに煙が凄かった記憶が微かにあるぐらい。遊行を常とする修行者・サドゥーなんかは、確か携帯に便利なドォープを使っていたと思う。
 ここに掲示した三点以外にも、そもそもがそのインド風味全開のキッチュなパッケージ・デザインが気に入って線香自体を使った後でもとって集めていたのが、例によって行方不明。コーンの方も悪くはないものの、やっぱし線香( incense stick )に比べてパッケージそのものが小さすぎて如何しても今一つ迫力に欠ける。

 

Incense-2

 

 
 一番目の七点のそれそれの謂われのあるのだろう図像が並んだ、【 MUSK 】香は、バッケージの裏側に、大きく“BAM BAM BHOLE”とある。これは、シヴァ神に捧げる賛歌の題名のようだ。同名のヒンドゥー音楽曲がネットにも並んでいる。ヒンディーにはそれぞれの神を讃える賛歌が多い。アシュラムなんかに泊まると、大抵これに参加させられる。
 サドゥーの町ともいわれるガンガー上流のリシケシで二週間ちょっと滞在したヴィシュヌ派のヨガ・アシュラムでも、小型の厚いシンバルを両手で叩きながら、他の参加者と一緒に、そこの女性( 旦那が出張中のための代行 )グルが主宰となって毎日興じたものであった。中には、キリスト教徒も居て、賛美歌らしきものすらヴィシュヌ神に捧げる賛歌の一つとして唄っていて、多神教ヒンディーの面目躍如ってところだったんだろうか。政治的には随分と偏狭さを発揮しているヒンドゥー政党だけど。
 ここの母屋とは離れた庭に面したコンクリ造りの個室に入ってて、日記で確かめてみるとそこで戯れにドォープを使ってみたと記してあり、コーンの如く既に形が決まったものじゃなくて、自分の手でその都度練って成形するものだったようで、すっかり忘れてしまっていた。粘土状なのだ。
 
Incense-6

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