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2020年7月 8日 (水)

旅先のポストカード ( パキスタン ) Ⅱ

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 今回も、皆同じカラチでの発行で、はっきりメイド・イン・パキスタンと記してある。
 この頃はまだパキスタンは出版等の文化的な基礎産業なんてお粗末極まりなく、書店でも並んでいるのはほとんどが洋書の類で、自国のウルドゥー語の書籍なんてほんのちょっぴり申し訳程度。それでも絵葉書屋の映画俳優( インド=ボリウッド )のポスターなんかはそれなりのレベルのものもあって、あれは当然インドからの輸入ものだったのか。

 

 

 それにしてもこの五枚、文字通りの絵葉書。
 やっぱし元は同じインドだった頃の感性が残っているんだな~と思わせる。
 ヒンドゥーの至上の神々じゃなくて、世上の聖人・王侯たちの聖像をそのまま踏襲した感がある。尤も、さすがにパキスタンの聖人の列には、ウルドゥー語ともどもに無知過ぎ当方には一体誰が誰やら。
 せいぜい、イスラムにおける二聖都、つまり黒い幕で蔽われたサウジのカアバ神殿、そしてかつて預言者モハンマド(マホメット)の住居でもあった緑のドォーム=メディナの預言者のモスクぐらいは分かるぐらい。

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 カアバ神殿は元々イスラム以前のアラブ人たちの信仰する多神教の神々が祀られた神殿として既に存在していて、最高神アッラーフは月の女神=アッラートとマナート、アル・ウッザーの三人の女神の父親でもあり、カアバ神殿の内側に祀られていた360の神像の内、その月の女神=アッラートの神体ともいわれている黒曜石( 隕石とも ) だけ残してすべて、モハンマドによって破壊されたという。現在もカアバ神殿の東南の角に嵌め込まれていて、御利益にあづかろうとする信者たちに撫でられつづけているらしいけど、それでも昨今のコロナウイルス禍で、神聖不可侵の神殿内も殺菌消毒を施したり、あれこれ制限を設けたりしてるという。そんな折、この両モスクへの巡礼ツアーをあのHISが企画してるという。秋頃のプランで、日本国内のイスラム教徒( 約二十万人 )が対象とか。

 

 

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