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2020年8月 8日 (土)

旅先のポストカード ( アフガニスタン )

Afgan-1

 

 前回〈 パキスタン 〉篇で紹介した二枚とは別の、正統アフガン絵葉書ともいうべき、宛名の右上のスタンプの箇所に“ POSTES AFGHANES ”の刻印があり、おそらくペシャワールのカブールから移って来た書店で買ったとおぼしきポスト・カード。
 三枚とも同じ出版社のもので、写真モデルの所在地もちゃんと英字とアラビックの二種で認められている。

 

 

 “ ヘラート・グランド・モスク ”とあるけど、いわゆる金曜日のモスク( マスディッデ・ジャミ )で、それぞれの地域、例えばイランのイスファハンで一番優れたモスクがそうであるように、この金曜日のモスクの名が冠されるようだ。
 この写真は部分的だけど、モスク自体はなかなか美麗。
 昨今のコロナ禍であっても礼拝はしているようだけど、5月の初め頃から6月初めまでの一か月の間に、アフガニスタンでのコロナ患者が、約3000人から一気に15000人にも増えたという。

 

Afgan-2

 
 “ バーミアン 遊牧民クチ族のテント ”
 写真の頃はまだ牧歌的な遊牧生活を送れていたのだろうが、その後の長い戦乱や旱魃などで放牧生活に著しく支障をきたし、家畜も人口自体も激減しているクチ族。
 タリバンにうまく利用されタリバンの支持勢力ともなっていて、北部の人々に不信感を抱かれているらしい。これは東南アジアでも、米国権力にいいように利用( 勿論、軍事力として )されたモン族が同様な反感と不信の念をもたれ、掃討されたりして米国に逃亡せざるを得なくなってしまったのと相似。多くは難民キャンプで生活しているようだけど、モン族のように放逐される事態に陥らねばいいのだが。

 

Afgan-3

 

 “ カブール パグマン渓谷 ” 
カブールの郊外の避暑地。カブール川の源流がパグマン山脈にあり、カブールからカイバル峠を越えパキスタンに下り、やがてインダス川に注ぎ込む。しかしながら、ペシャワール会の故中村医師の昨暮の談だと、カブール川の汚染は相当なものらしく、両岸にはプラスチック塵が堆積しているようだ。それが、インダス川にも流れ込んでゆくのだろうか。

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