晩夏のコロナ狂騒曲 ( 2022年 )
蒸しっとした炎暑から一転微かに秋の気配すら感じさせるようなさっぱりした暑気の今日この頃、近辺身近にコロナの白い影がじわじわとにじり寄って来てるのに気付き、あらためて、百年前の世界的パンデミック《 スペイン風邪 》の頃と一体どれだけ違ってるのだろうと、例えば、米国の死者数、当時の70万人弱なのに対して、今回のコロナ禍の方が100万人ちょっとと遙かに多い異様な数字、それもまだまだ増加中なのを前にして、しばし思考停止に陥ってしまう。
東アジア人はもともとコロナには罹りにくいらしく、米国と決定的に相違して国民皆保険制度も備わっていて、欧米のような惨状を呈することがなく、恵まれている日本だけど、インフルエンザの死者数が例年3千人以下で、コロナじゃ8月現在で累積3万7千人。コロナ約3年として、インフルエンザも3年計算するとⅠ万弱。 やっぱり、コロナの方が約3.7倍以上死亡率が高い。
これを日本的基準で見て、高いと憂うのか、そう騒ぐほどのものじゃないと静観視するのか。但し、コロナの後遺症ってけっこう後々引きずる難儀という。
コロナ禍始まって、一番目立つようになったのが、それまで通りからバスの中の何処を見ても、中高年の女たちばかりで、彼女たちの同年輩の伴侶たる男たちの姿が杳として見られなかったのが、通りにスーパーにバスの中で、皆一様に買い物スタイルでの男たちの氾濫だ。
それこそ、今まで、家々の奥深く息をひそめていたのが、コロナ禍的帰趨とでもいったものに燻し出されたのか、ゾロゾロと巷に溢れ始めた。さすがにこれには意表を突かれ、思わず苦笑してしまった。
も一つは、アベノミクス的帰結との相乗的凋落ともいうべき、シャッター商店街化の末期的加速。表通りから路地の奥々まで氾濫する駐車場。つまり、一層の過疎化。その分、底無しの亡国的中央集中。
もう幾年も前のことだけど、テレビで、“ もう治せない病気が殆んどなくなった ”とか宣揚する番組があった。医療従事者たちを褒めるためなのか、医療従事者たちの自画自賛番組だったのかもう詳細は忘れてしまったが、当時も現在も、ふがいない医療現場に呻吟し悲嘆にくれる人々は決して少なくなく、今度のコロナ禍で、その得意気の極まったようなフレーズの真骨頂が露わになってしまった。
もう3年も過っているのにもかかわらず、昨日今日にコロナ禍が降って涌いたような自民党行政( 自民党権力と属僚輩 )の無能・無責任剥き出しの口吻を聞くにつけ。
そういえば、かつて、否、事あるごとに得意げにプロパガンダされる“ ニッポンの官僚は優秀なんだ!”ってフレーズもあった。
コロナ禍を持ち出すまでもなく、だったら大東亜・太平洋戦争って、何故起きたんだろうと彼等は顧みてみなかったのだろうか。
普通にそのニッポン属僚的プロパガンダのフレーズを真に受けると、大東亜・太平洋戦争って、正にその精華・成果ってことになる。つまり、他国侵略の戦争屋たちの居直り的自画自賛に過ぎないってところ。
そんな属僚めざして、日々勉学に励む少子化時代の子供たちって・・・何とも救いのない、寒々としたホワイト・イルミネーションの《1984世界 》がサブリミナル風に垣間見えてしまう。
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