赤土まじりの冠水路 カンボジア ( 旅先のフリー雑誌 )
久しぶりにネットでカンボジアのニュースを見てみると、フンセン( カンボジア人民党 )、まだ首相として“ 頑張 ”ってて、さすがポル・ポトと決別した元クメール・ルージュ司令官。かれこれ三十年近く首相の座に君臨している。
二十年以上前、プノンペンのキャピトル・レストランの路地側のテーブルでいつも眺めていた子供達が売りに来るタブロイド判英字新聞の《 カンボジア・デイリー 》に、選挙の毎に彼の対立候補ラナリットやサム・ランシーなんて名が踊っていたのを思い出す。そんな独裁者フン・センの後継者に彼の息子・陸軍司令官のフン・マネットが指名されたらしい。隣国タイと同様やっぱり軍掌握が権力のネックのようだ。
何回も訪れキャピトル・レストランの路地側のテーブルに坐っていると、最初の頃街中でもここにでも地雷か戦闘で片脚を失った男たちをよく見かけてたのが、やがて稀にしか見かけなくなり、最後の方では何処を生活圏にしているのか全然見かけなくなってしまった。
ところが、今年前半だけで地雷・爆発性戦争残存物のために四十人もの死傷者が未だに出ているという。
隣国ベトナムでも同じなんだろうか。
米軍・ポルポト派からのささやかな時限爆弾のプレゼント?
《 カンボジア・デイリー 》Cambodia Daily、米国人ジャーナリストが1993年に創刊したものらしいけど、フン・センに煙たがられたからということらしく2017年に廃刊となった由。但し、ネットでウエブサイト版は現在も続いているようだ。
当時、キャピトル・レストランに、外人旅行者向けのカラーのフリー雑誌が置いてあった。薄い大判のバイヨン・パ―ニックは毎回ちゃんと出版されていて、酒飲みファラン(白人)のためのような内容なので余り読むところなんてありゃしなかったが、それでもカンボジアのってところで一応眼を通し、カンボジア土産ってことで記念に日本に持って帰ったりした。
それとは別に、もっと後になって出て来た小版のしかし六十ページもある紙質も色摺り用の光沢紙を使った本格的な観光客向広告誌《 プノンペン・ヴィジターズ・ガイド 》ってのがあった。
これも現在も刊行されているようで、ウェブサイでも、free digital guide bookとして百ページものぶ厚いものが閲覧できる。見易い地図も豊富に掲載されている。
ボクが持ってるのは2002年発行の奴で、おそらく最後のカンボジア行の手土産だったのだろう。
巻頭と最終ページに、カンボジアの航空会社の広告が掲載されてて、2000年に運航開始したロイヤル・プノンペ航空と総統航空公司(プレジデント・エアライン)。
ロイヤル・プノンペ航空は、国内線はシェムリ・アブ、バッタンボン、ラタナンキリ、ストゥン‣トレン( 2003年に閉鎖 )、国際線はバンコク。けど、このガイドブックには、モンドルキリ、コ・コン(コン島)、国際線はホーチミンとヴィエンチャン・ルアン・プラバンまで地図に記してある。
一方、総統航空公司の方は、1997年~2007年の運航。
国内線はシェムリ・アブ、国際線はバンコクだったようだ。広告ページには、“NEW BOEING 737-800”とある。一応、台北も国際線の目的地として記されているのからして、ひょっとして台湾資本? 台北から日本やアメリカに向かう予定だったようだ。但し、これも“ President Airlines ”のウエブ・サイト( タイ語 )は現在でも動いているようで、よく分からない。
ネット見ると、カンボジアの航空会社ってかなりあって驚いてしまったが、皆精々バンコクが唯一の国際線って規模のようだ。
因みに、最近、首都プノンペンと第二の都市シアヌークビルを結ぶ高速道路が開通し、1日の交通量が一万以上という。多いのか少ないのか定かじゃないけど、いずれも仏・米がらみの戦乱・内乱に明け暮れたカンボジアやラオスにゃ、もっと早くまともなレベルの庶民生活が可能な国になって欲しいものだ。
ミャンマーは・・・
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