三月の精霊?
長い寒冷期がようやく終わったかと思ったら、急に春を飛ばし、初夏の趣き。
恐らく、今年も、淫雨、だらだらと春雨がつづき、なし崩し的に梅雨に至ってしまいかねない。列島のトロピカル化がいわれはじめてからの気候の寒暑二極の大陸気候化。
いろいろと取り込み沙汰があって、裏庭は雑草伸びっ放しからすっかり枯草常態の被膜のせいなのか、俄雨の後、裏庭の雑草取りをしていると、ふと細い水仙の茎の先の萎れた花に、一匹の精霊飛蝗(バッタ)がしがみついていた。
季節はずれっての頻くあることだけど、随分と早い時節過ぎる。
まだ幼い小いさな奴じゃなく、四、五センチぐらいのオスの成虫。
恐らく、一冬、青草も多く残っていた枯草群の被膜の下で生延びたんだろう。
その時は分からなかったが、後で、モニターで撮った写真を見てみると、片側の触角と手足が途中で欠けている。それが何を意味するのか定かじゃないけれど、孤軍奮闘的産物と当方は決めつけた。
でも、写真みてると、やっぱり何処か違う。
背中の感じが何か見慣れた精霊飛蝗と異なるような気がし、ネット確かめていたら、精霊飛蝗は越冬しない、つまり行き斃れてしまうらしい。
ってことは、別種。
クビキリギスあるいはクビキリギリスと呼ばれるキリギリス科の種とある。
越冬し、二年くらい生きることもあるらしい。
口元が紅いのが特色で、そういえば庭でみた時、何か紅っぽいのが瞬間覗け違和を覚えてはいた。顎の力が強いようで、何かに噛みついた状態で引っ張ると頭部が抜けてしまうという。そういえば、カンボジアで、足の血管あたりに食いついた黒アリを手で取ろうとしたら、頭部だけが残って胴体だけが手足バタバタしていて驚いた記憶がある。
おケラと似てジッ、ジッと泣き、夏場に自動販売機の灯に吸い寄せられとまってたりする習性があって、郊外の自販機に、他の蛾や羽虫と一緒に、大き目の緑のバッタ風を見かけたりするけど、あれが、このクビキリギスだったのだ。あの光景はゾッとしてしまうけど、自販機登場以降の夏の風物詩といえばそうなんだろう。でも、あの光景を句や歌にしようなんて気にゃ中々ならないんじゃなかろうか。
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