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2026年1月の3件の記事

2026年1月24日 (土)

浮遊と舞い上がり

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 ( 30年近く前の西ラッダク。今じゃ随分と変わってしまったろう。国境隣の北パキスタン・フンザもあっという間に変貌してたからな。夜になると、漆黒の闇の向こうに、西ヒマラヤのギザギザした峰々が銀色に輝き、頭上には星々が煌めいている中、何処からともなく、チベット寺院から夜の勤行たる地響きのごとくのホーンとシンバルの響きが、遠いシャンバラを予感させ、雰囲気最高の夜々であった。 )

 

 

  現・総理大臣高市が、米国大統領トランプと共に米空母ジョージ・ワシントンでのスピーチの壇上で、前代未聞に大はしゃぎし舞い上がって見せたのは、まだ記憶に新しい。自分でも抑えられないくらいの喜びの噴出。天にも昇らんばかりってやつだ。

 あれを見て、ふと想い出したことがあった。

 大部以前の出来事だったが、西チベット=ラダックのメインストリートに面した二階の窓から真下のラッダク人や犬・牛・ロバ等がゆったりと行き交う光景を眺めれるアムド・カフェ、中国青海省・アムド出身チベット人が営ってる店で、季節外れのわれわれ日本人滞在者の溜り場と化していた。オーナーは、日本人を見つけると中国語が話せる者もいるのを当てにして話せるかどうか尋ねてくる。でも、その時のメンバーには残念だがいなかった。生まれ育った青海で身についた中国語だから、忘れないためにも会話したかったに違いない。

 その時、男ばかりのパッカーの中に、それこそ紅一点、三十前後のすらりとしたしなやかな女性が混じっていた。

 その女性こそ、この出来事の主人公で、日本じゃ、ヨガのインストラクターをやっているとのことだった。ゆったり落ち着いた物腰が如何にもそれを思わせた。さすがに、どんな話をしたか皆忘れてしまったけど、ただ唯一、話が、当時まだ話題になっていたオウム真理教の尊師・麻原彰晃の空中浮遊におよび、当方は、当時流布していた尊師・麻原が苦悶の表情をたたえ浮遊というよりジャンプに近い仕草の写真を想起していた。

 浮遊というのは、ゆったりと空中に漂うことを指す。

 けど、流布した写真の尊師は、およそそんなたゆたいとは真逆の、むしろ跳ね上がっているようにしか見えなかった。

 大勢はそんなところに帰着したけれど、一人、件のヨガ・インストラクターは、

  「 わたしの兄弟子たるグルは、本当に、空中浮遊できますよ」

 と、微塵の気負いもためらいもなく静かに口にした。

 何よりも、その女性が信頼するに足る雰囲気を湛えていたからこそ、当方もこれは二度と巡り合うことのない絶好のチャンスと、一問一問消去法的に、あいまいさを排除するように質問し確かめていった。と、横合いから、ある学生が、全然別の、何の関係もない話で割って入ってきた。話が佳境に入ってきた正に絶妙のタイミングで、話の腰を折られてしまった。

 一体如何なる様態で空中浮遊はなされるのか・・・・

 その肝心のところを、話の腰を折られ、真実の空中浮揚探求は、頓挫してしまった。

 翌日か翌翌日、そのヨガ・インストラクターは次の目的地に向かった。

 横合いから話の腰を折った学生に、当方の態度が、楽しい会話じゃなく、厳しい「追及」の如く見え、女性に助け舟を出したつもりのようだった。・・・・・。

 確かに、のめりこみ過ぎ、力んでしまったのかも知れない。けれど、又とない千歳一隅のチャンスを逃してしまった。

 今もって、空中浮遊は、だから、当方にとって不明のまま、正に歴史の中空をいまだ漂い続けているのだ。

 

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 ( メインストリートに面したチベッタン・カフェ【amdo cafe】。チッベト僧の姿も偶に見かけたりもする。現在でも営業してるようで、you-tubeに様子がアップされている。窓下に展開される動物やラッダク人、チベット人たちの絵模様はいくら眺めても飽きることがない。)

 

2026年1月10日 (土)

八年目的螺旋 2026

 

 

 

 ( 戦前の公共広告ポスター【弾丸切手】「米英を撃てる切手買い」 を掲載してたら、いつの間にか消えていた。Yahoo!なのか公的なのか定かでないが、仮にも戦前の公的なポスターなんだから、現自民党権力が戦前体制に否をいったって聞いたことないはず。南京どころかフィッリピンやシンガポールetc、一向にちゃんと認めもせず、謝罪も、まともに賠償もしていないまま。そのくせ他国のことだと、米国の尻馬に乗って大騒ぎ。本当は、【鬼畜米英】のタイトルのポスターを張り付けるつもりが見つからず、「米英を撃つ」にした次第。「屠れ!米英」ってのもあったんだけど・・・)

 

 

 凡愚凡足の当方、無駄と知悉していても、うだうだと記してしまうミレニアム。

 ミレニアムのミレニアムたるおどろおどろしい終末の呪詛めいた慟哭の呻きがあちこちで唸り始めるのだろう。

 つい、二十世紀末的フレーズの羅列になってしまったけど、正月早々アングロサクソン同盟の悪辣さを唾棄したら、さっそくトランプがベネズエラの大統領を拉致し、あたかも自国の囚人のごとく法廷とやらに引き立ててゆく姿がテレビでも流されていた。

 バイデン・トランプ=アングロ同盟輩の建国以来の強殺犯宜しくの悪辣さ全開に、ふと、デジャヴ的感応を覚えてしまった。

 第二次世界大戦、つまり、東の果ての列島=大日本帝国の軌跡、同様に欧米列強、ソ連、ナチスドイツ、イタリア等が互いに鎬を削った植民地争奪戦の軌跡。およそ碌なものじゃない。鬼畜×鬼畜×鬼畜×鬼畜( 戦前大日本帝国が得意としていた常套句。)・・・・・。

 おぞましいばかりの悪目立ち、正に魑魅魍魎図絵的一大展開。

 独裁者を拉致されたベネズエラの権力のなんとも情けないさっそく米国=アングロ同盟にすり寄り。以前独裁者に抗していたらしい反対派は米国権力に予め言い含められていたのかすっかりご満悦。普通ならむしろ反米救国をいち早く表明するものだけど、もっぱら損得勘定的ご満悦に余念がないようだ。以前、世界のあっちこっちで見かけた図絵でもある。売国・亡国の一大行進曲の軍楽隊のかまびすしいことしきり。

 コロナで華々しくデビューした令和、八年目の今年は、果たして如何なる展開になることやら。

 

 

 

 

 

2026年1月 2日 (金)

蒼茫的2026年・・・

 いよいよ四分の一世紀から四分の二世紀へ突入の2026年。

もっともだからといって何が変わるってことでもない、世界は前年からのなし崩し的慣性・趨勢そのままなんだろう。

バイデン、トランプ、ゼレンスキー、ネタニアフ等の悪目立ちは、プーチン以上で、もともと何か画策してるのが見え見えだった一連の世界的災禍。アングロサクソン同盟と一括りできるくらいの共謀性に満ち満ちている。果たしてその帰趨の果ては。

 権力国家の常套が「危機」の醸成でありその上での「危機管理」の刷り込みとそのシステム化で、もうはるか以前から、この東の果ての列島でもさんざん駆使されてきたしろもの・・・第二次大戦がその結実果。

 一体、何時になったら、『大人』になれるんだろ。

 そもそも『大人になれ!』とは、彼らエスタブリシュメントの十八番の常套句だったはず。

 皆が皆楽しく平和に暮らせる、自由と平等な世界であろう、作り出そうとするのを、いい目にあっていいのは俺(達)だけだとばかり嫌悪し憎悪する輩の勢力の、唯一神教が世界をいよいよ制覇してゆくのと併せて、何と世界に跳梁跋扈しているものか!

 大人論でいえば、若い世代に、一体どれだけの負債を背負せようとするのか・・・まったく申しわけなさで涙が禁じえくなるってのが普通のはずなんだが・・・テレビでもまずお目にかかれない大人達。

 山上君、一体どうなるんだろうね・・・

 

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